第七回寺子屋
                 平成25年7月27〜28日(土・日)


7月27・28日(土・日)の二日間にわたり、夏休み寺子屋の集いが開催されました。
今年は20名の子供たちが参加しました。

 

 
開講式に続いてまずは写佛を体験しました。


 

 
お風呂の待ち時間。将棋を指す子供や折り紙を折る子供。中には宿題をする子供もいました。

 

 
待ちに待った夕食の時間。恒例のカレーライスです。
自分の食べられる分だけ自分で給仕し、作法に遵って頂きました。

 
夜の坐禅の時間。食後の為か眠気を堪えて坐る子供たちが印象的でした。

 

 

 

 
今年は初めて手持ち花火を行いました。
みんな楽しみだったようで1人1袋貰えて大興奮していました。
直前まで滝のように降っていた雨も上がり、大満足の様子でした。

 

 

 
それぞれで自分の寝床を作ります。場所を決めるのにも大騒ぎでした。

 

 
翌日は4時半起床。そして坐禅と朝のお勤めをしました。

 

 

 
朝食後の掃除。役員さん達に手伝って貰いながら一生懸命綺麗にしました。

 

 

 
続いて写経。早く書き終える子供もいれば、1時間以上集中して書いている子供もいました。

 
茶道教室。なかなか正座が出来なかったとの事でした。

 
定番の流しそうめん。食事よりも水浴びに夢中な様子でした。

 

 
スイカ割り。今年はスイカに命中する子供が多かったように思います。
冷えたスイカをみんなで美味しく頂きました。

 

 
陶芸教室。菊池先生をお願いして今年は土鈴を作りました。
寺子屋の中で一番それぞれの個性や性格が出てくる瞬間です。

 

 
感想文を書いた後に閉講式。
それぞれ思い思いの感想が書かれていました。
正座や坐禅が辛いという意見が多い中で、もっと坐禅をしたいという子供もいました。
やはり花火は人気だったようで、来年に向けた参考にしたいと思います。

今年で第7回目を迎えた夏休み寺子屋の集い。
子供たちの声が境内に響くのは素晴らしいことだと思います。
毎年寺子屋が終わると火の消えたような静けさに寂しさを感じます。
寺子屋も毎年続けていくことに意味が有ります。
大勢の方々のご理解とご協力を賜りながら、毎年少しずつ内容を変えながら行ってきました。
有り難いことに確実に年々充実してきています。
この寺子屋は上下左右の人間関係の中で、子供も大人も共に成長出来る場です。
人間関係が希薄になりがちな現代に於いて、直接顔を合わせて寝食を共にする。
そんな中で、心豊かに成長して欲しいと願ってやみません。
有り難う御座いました。

また来年も会いましょう。