第六回寺子屋
                 平成24年7月28〜29日(土・日)

7月28・29日の二日間、第6回目の寺子屋の集いが開催されました。
微笑閣で簡単な説明を受けた後、本堂で開講式を行いました。
今年は18名の参加を頂きました。
 
今年は初めて写仏(仏様の絵を写す事)を行いました。
各自色鉛筆を持参してもらい、綺麗な色を塗りました。
 

 
お風呂に入り、薬石(夕食)の時間まで囲碁や将棋を教えてもらう。
カレーや夏野菜を使った様々な料理が並びました。
 
夜坐(夜の坐禅)と暁天坐禅(朝の坐禅) 姿勢を保つ辛さと眠気と闘いながら坐りました。
 
朝課(朝の読経)。前の晩に供えた子供達それぞれの誓いを記したロウソクに火を灯して。
家庭ではまず経験しなくなった長時間の正座。
30分ほどでしたが、背筋を伸ばしてまっすぐ座っているのがかなり辛い様子でした。
 
小食(朝食)の様子と掃除の後に行われたの写経。
 
体験活動。茶道講座での一コマ。お菓子の甘さと抹茶の苦さに表情が変わります。
 
体験活動。ゴム鉄砲作りの様子。
 
恒例の流しそうめん。大人も食べ過ぎてしまいます。
ゆで卵にトマトにゼリーなど色々な物が流れ、ついつい手が伸びます。
一番最後に流れ着くのザルの前を陣取っている子供もいました。
 
今年は山梨のお坊さんがお手伝いに来て下さいました。
写真右のスイカ割り。見事真ん中を捉えました。今年もなかなか割れませんでした。
 
菊池先生の陶芸教室。粘土に向かう姿は皆真剣です。
今年はプレートを作りました。
 
感想文記入の後、閉講式。

今回で6回目を迎えた夏休み寺子屋の集い。
1年生の時から毎年欠かさず参加をしてくれた皆勤賞の子供達もいました。
多くの皆様のお力添えを頂いて今年も無事に終えることが出来ました。
子供達にとっては楽しい事ばかりではなかった事と思います。
それでもお寺の生活に身を置く中で、辛苦辛労までいかなくとも
辛さをしのぐという経験は、きっとこれからの糧になるものと信じて疑いません。
楽しいことにも、辛いことにも真剣に取り組める場です。
子供達に少しでも感じ取ってもらえれば有難いと思いました。
来年も待っています。