第四回寺子屋
                   
平成22年7月24〜25日(土・日)

 
7月24・25日、今年で4回目を迎えた寺子屋が催されました。
今年は野球とサッカーの試合が重なってしまったらしく、31名の参加でした。
例年通りまず本堂で開講式を行い、続いて写経をしました。

 

 
写経を終え、薬石(夕食)までの待ち時間、碁を打ったり
折り紙をしたり、将棋をして待ちました。
お風呂から上がった班は食事作法の説明を受けました。

 

 
薬石(夕食)はカレーを頂きました。自分の食べられる量だけ
自分たちで盛って姿勢を正して頂きました。
暑い中、さらに暑い台所で色々な料理を作って下さった御婦人方、
そして命に感謝をして頂きます。
食事を終えて夜坐(夜の坐禅)の説明を受け、実際に坐りました。

 
坐禅の後、役員さんに絵本を読んでもらったり、紙芝居を見ました。
手を使った頭の体操をしたりして、開枕(就寝)となりました。

 
翌日は暁天坐禅(朝の坐禅)、朝課(朝のお勤め)、小食(朝食)を済ませ、
作務として掃除をしました。班ごとに分担箇所を決め、
一生懸命掃除をしました。

 
今年は竹の水鉄砲を作ることになり、大人の皆さんが事前に試作をしてみました。
なかなか上手く水が飛ばず、試行錯誤が続きました。
子供より夢中だったかもしれません。

 

 

 
体験活動は紙飛行機を作ったり、生花をしたり囲碁・将棋をしました。
総代さんや役員さんに紙飛行機の作り方を教わったり、
囲碁・将棋は先生と対局しました。
生花は、本町の生花クラブの方々にご協力を賜り、指導していただきました。

 

 
竹を使った水鉄砲作り。布の巻き方などを大人に教わりながら作りました。
暑さも手伝って早速作った水鉄砲で打ち合っていました。

 

 

 
中食(昼食)は恒例の流しそうめん。ミニトマトやゆで卵が流れてきたり
楽しく美味しく頂きました。

 

 

 
食後はスイカ割りをしました。なかなかスイカが割れずに苦戦しましたが、
何人か挑戦して無事に割れたスイカ。甘くて美味しいスイカでした。

 
午後は陶芸教室を菊池先生にお願いをして、壁飾りを作りました。
皆工夫して飾り付けをしたり形を変えたりして個性ある作品が出来ました。
この後先生に焼いていただき、皆さんのもとに届けられる予定です。

 
2日の日程があっという間に過ぎ、閉講式となりました。
今年で4回目の寺子屋。全て参加している子供も何人かいて、
今年で最後の6年生をはじめ、一人一人に修了証が手渡されました。
最後にお世話になった方々に合掌してお礼をして解散となりました。
ご協力頂いた皆様に伏して御礼を申し上げます。
この寺子屋が益々子供たちと共に歩んでゆける場になるよう願っております。
今年で4回目を迎えた寺子屋。今後の課題も次第に見えてきたように思います。
子供のための、大人のための、皆のための寺子屋です。
別け隔てのない場所で乳水の如く和合して、共に精進致しましょう。
参加して下さった皆さん、来年も待っています。