第二回寺子屋
                    
平成20年7月26〜27日(土・日)
 
7月26日第2 回を迎えた寺子屋が開講されました。
今年も募集から人気が高く、募集2日目で定員を超え、
42名の参加となりました。昨年に続き2度目の参加児童も多く、
主催の護持会、共催して頂いた子供会役員、
共に暑い中嬉しい悲鳴となりました。
連絡の遅れ等で参加できなかった方、ごめんなさい。


 
寺子屋開講に先立ち、本堂でご本尊様に挨拶。二日間お世話になります!
開講式に続き、微笑閣で講師の先生の紹介、皆元気に挨拶ができました。


 
各教場に分 れて講習の1コマ。ここは禅堂を使った写経道場です。
筆を持つ手も真剣に時の経つのも忘れて皆一生懸命に写しました。


 

 
本堂の東側では唐木先生・藤森先生・後藤先生に付いて将棋の教室。
同じく同列にて伊藤先生・伊東先生に付いて囲碁の教室。
基本を習い楽しく和やかに時間を過ごす姿が見られました。


 
本堂西側では折紙の教室菊島先生・唐木先生に付いて
複雑な折り紙にも挑戦していました。

 
方丈棟の一室では茶道の教室が開かれこれも昨年に続き人気の講座となりました。
作法よりもお菓子が食べたかった子供も多いようで、足の痺れも何のその。
頑張ってお茶を頂きました。

 
入浴時間を使って今年は紙芝居を見たり、
大型絵本を役員さんに読んでもらったりして約2時間の時間を過ごしました。
全員の入浴が終わり待ちに待った夕食の時間です。
お経の後、美味しいカレーライスを頂きました。

 

 
寝る前に坐禅の説明をしっかり受け禅堂に移り、坐禅を組み ました。
この坐禅を夜坐と言いますが、皆緊張の中一生懸命坐ってくれました。
微笑閣に戻ると講師の唐木チエ子先生他子供会の役員さんが
大型紙芝居を演じてくれました。
「食べられやまんば」と言うお話でした。
お話が終わり今年は微笑閣が大変暑かったため本堂に寝床を作り9時消灯。
風が入り心地よく眠れた ことでしょう。


 

 
翌日27日は朝5時に振鈴と言って鈴が振られ起こされる所、
早い子は4時半から起きていました。
朝の坐禅の後、本堂でご本尊様に朝のお勤め。

 
続いて朝食は食事作法にのっとり厳かに恭しくお粥を頂きました。
お粥の他は胡麻と漬物のみで、今年もタクアン漬けが好評でした。


 
朝食後、全員で広い境内を3班に分かれて清掃し、
とても綺麗になりました。
9時からの午前の講義は「写経」「折紙」
「囲碁」「将棋」「茶道」と、
各教場に分かれ、昨日と同様、
楽しく和やかに一生懸命に取り組む事が出来ました。

今年も人気の「流しそうめん」をお昼のメニューにしました。
子ども会・育成会の役員さんが工夫完成させた
立派な流しそうめんの装置に集まり、
楽しみながら美味しく頂くことがました。
食後は昨年同様スイカ割りをして楽しみました。

午後の教室は、菊池先生にお願いして土笛作りをしました。
粘土を丸く固めてから半分に切り、中をくり抜いて張り合わせ、
吹き口をつける単純な作業に皆思い思いの形を考え
熱心に取り組んでいました。
素焼きをして、釉薬を掛け本焼きをした作品が、
皆さんのもとに届けられるのが楽しみです。

今年も2日の日程がたちまち過ぎいよいよ閉講式になりました。
ひとりひとりに「よく頑張りました」と住職から終了証が手渡され、
参加の子供一人一人から一言づつ嬉しい感想が述べられ
無事に第2回の寺子屋が閉講できました。
ご協力を頂いた多くの皆様に感謝と御礼を申し上げます。
有難うございました。
そして参加してくれた子供達も、来年また元気で参加してください。
待ってます。